ビジネスマンのための童話、「ビジネス童話」とは?

童話は、子供が読むものというイメージがありませんか?
「童の話」ですから、子供のための話・物語だと思うのが一般的でしょう。


昨今、ビジネスマンのための童話、「ビジネス童話」という言葉が浸透してきています。
童話の見方や捉え方を変えれば、見えなかったことが見えるようになり、ビジネスに役立てることができるというものです。
書籍やオンサインセミナー、イベントもあるそうです。


例えば、競争ビジネス童話として紹介されるものには「ウサギとカメ」があります。
きっと、読んだことがある方が大半でしょう。読んだことがない方でも、内容くらいは知っているという人がほとんどなのではないでしょうか。ウサギとカメはそのくらい有名な話ですよね。


ウサギとカメをビジネスの観点から考えてみましょう。
ウサギは、カメと競争していました。だから、歩みが遅いカメに油断して負けてしまいました。
しかし、カメは、ウサギを相手にしていたのではなく、己と闘っていました。だから、たとえウサギを追い抜いたとしても油断せず、ゴールだけを見て、歩みを止めなかったのです。


この童話をビジネスに置き換えると、「優越感に浸って油断をしたことで、成功を逃してしまったウサギ」と「力が足りなくても、全力で進み続け、良い結果を得ることができたカメ」となるでしょう。
ウサギみたいに、優越感に浸って油断をしてしまうことは、誰でもあることだと思います。
しかし、競出世競争、市場競争、価格競争・・・ビジネスは常に競争です。
これらの競争に負けた者から、淘汰されていくのが現実です。
「ウサギのようにならないでおこう」そう思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このように、童話から得られることもあるのです。


子供の頃に読んだときは、きっと、ウサギとカメの性格や心情を深く考えた方はいらっしゃらないでしょう。
大人になった今、是非童話を読んでみてください。
新しい考え方ができるようになって、ビジネスで役立つかもしれませんよ。

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